建国への道その4:シェアハウスとの出会い

「経済的に安定した独立国家を作る」というのが、自分の中・長期的な目標なのですが、いったい何をやろうとしているのか、どうやって実現しようとしているのか良く分からん、という人も多いと思うので、その辺の事を少しずつ説明していきたいと思います。

その1:原点」、「その2:気付き」、「その3:自給自足との出会い」に続く4回目は「シェアハウスとの出会い」です。少し具体的になってきましたが、確信に至るのはまだまだ先です。

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2012年7月末、東京都練馬区に40室の大規模シェアハウスがオープンしました。x-gardenという名前で、起業家向けのコンセプト型シェアハウスという事でした。当時、新規事業の構想を練っていた僕は、オープンとほぼ同時にそのシェアハウスに入居しました。同じような起業家が集まる家に住めば、新規事業のアイデアが色々湧いてくるだろうと思ったのです。

初めてのシェアハウス生活は実に楽しいものでした。詳細は省きますが、結局、僕は新規事業のアイデアを練るよりも自分でシェアハウスを運営したくなり、わずか半年でそこを出て、自分でシェアハウスの運営を始めてしました。

シェアハウスの良さは色々ありますが、この時に気づいたのはシェアハウスというのは物を共有(シェア)する機能よりも、人と人がつながる機能の方が遥かに重要だという事です。言ってみれば時間と空間と一緒に共有しているような状態なのです。

様々なバックボーンを持つ人たちが、1つ屋根の下で少しずつつながり、お互いにゆるく柔らかく助けあいながら生きていく。そこでは、1人で生きていかなくてもいい。むしろ、他人と積極的に触れ合う事によるポジティブなフィードバックがうまく機能していました。

誰かの為に何かをすると、それが良きにつれ悪しきにつれ全部自分に帰ってくる。都会では失われてしまった地域のコミュニティのようなものが、そこでは実に活き活きと存在していました。リアルSNS的な世界がそこに構築されていく様を僕はまざまざと見たのです。

また、シェアハウス内では、独自のルールを作り運営する事が出来るという事も気がつきました。僕が住んでいたのは「起業」がテーマのシェアハウスでしたので、隣で食事をしている人に突然、事業のアイデアについて意見を求めたり、夜の12時にみんなで集合して会議スタート、なんて事が普通に行われていました。シェアハウスは1つの独立した共同体なので、世間とはちょっと違ったルールが成立するのです。

「世の中全員に適用する事は難しいけれども、一部の人の間では実にうまく機能する」というようなルールを独立した共同体で運用できれば、生活は実に快適になります。僕は自分のシェアハウスのルールを性善説に基づき構築し、それなりにうまく機能しています。ある種のユートピアを作れる可能性がそこにあるのではないかと思うようになりました。

続く

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