主に泣いてます 東村アキコ 1〜3巻

主に泣いてます 東村アキコ
主に泣いてます 東村アキコ 1〜3巻 講談社

どんな男も一目惚れしてしまう絶世の美女、紺野泉。美人すぎるが故に、彼女の周りでは数々の悲劇・喜劇が繰り広げられる。ドタバタコメディ。

読んで面白く、そして深い。ギャグの要素をギュッと詰め込んで、なおかつ「本妻と愛人は分かり合えるのか?」などハッと考えさせられるテーマが内包されている。

読んだ印象としては「なんだか懐かしい」。例えていうなら江口寿史。「進めパイレーツ」とか「ストップひばりくん」とかが近い印象。まぁ、画はそこまで洗練されていないけれど。僕は、つねちゃんみたいなベタ髪のボーイッシュなキャラって結構好きです。今後の展開はどうなって行くのだろうか?

フジテレビで実写ドラマ化されてるっぽいけど、怖くてまだ観る気がしない。誰か、出来が良いかどうかだけ教えて下さい。

#シンゴジラ を上映方式を変えながら5回観た結論と、なぜ映画館で映画を観るのかについての現代的考察

シン・ゴジラ @ TOHOシネマズ六本木
シンゴジラ 5回目を通常版で観ました。かなり前の方の席で観ましたが、うーん、迫力がない(苦笑)

今まで観た順に上映方式を並べると、

1回目 MX4D(椅子が動く奴)
2回目 爆音(立川シネマシティ)
3回目 IMAX(巨大スクリーン)
4回目 LIVE ZOUND(川崎・チネチッタ独自の爆音)
5回目 通常版

となります。映像のプロの端くれとして、同じ映画で上映方式の比較をしたかったので、4DX(これも椅子が動く奴)以外のほとんどのバージョンを観たと思います。

結論からいくと、

No.1 MX4D(椅子が動くやつ)
No.2 IMAX(巨大スクリーン)
No.3 LIVE ZOUND(チネチッタ独自の爆音)
No.4 爆音(立川シネマシティ)
No.5 通常版

という順番に満足度が高かったです。

なんだかんだいって、椅子が動くことの迫力に他の方式は勝てません。特にゴジラみたいな破壊・戦闘系の映画において、その威力は半端ない。一番相性の良いジャンルではないでしょうか? また、画面を凝視する事が難しいので、CGや合成のアラなどが目立たなくなります。これも椅子が動くメリットといってよいでしょう。

ただし、今回のMX4Dは水しぶきとか背中叩きとか、やや演出過剰な感じがします。過ぎたるは及ばざるが如し、ということわざがあるように、4DX版を観ていたら、そっちが最高だった可能性があります。

IMAXは画質も良いですが、音の迫力も一級品。まさに正常進化した映画上映方式という感じ。椅子が動く系は、椅子の動きまで監督が考えて映画を作っている訳じゃないので、やや「後出しジャンケン」感がありますが、こちらは真っ向勝負。素晴らしいの一言。できれば世の映画館が全部IMAXになってくれないかな〜という印象。

LIVE ZOUNDは通常料金で爆音なので、コスパは最高です。爆音は立川のシネマシティが元祖だと思うのですが、後発の方が音が良いのはある意味当然。ライバル登場で元祖には更なる頑張りを期待したいところです。

残る通常版のメリットは、正直あまりありません。同じ2時間を使うなら、少々高かったり劇場が遠かったりしても、スペシャル上映版を選んだ方がいいなぁ、というのか僕の結論です。個人的にはチネチッタに行く回数が増えそうです。まぁ大都市じゃないと、そもそも通常版以外の選択肢ってあまりないですが。。。

 ※  ※  ※

この夏はシン・ゴジラを5回、君の名は。を3回と、1つの映画を映画館で何度も観たのですが、何でそうなったのかというと、やはり「没入感」だと思います。今の時代、誰かとご飯を食べても酒を飲んでも遊園地に行っても海に行っても、すぐに携帯が割って入ってきて落ち着きません。

一方、映画館ならそんな心配は無用。誰かと観に行っても思いっきりコンテンツに没入できます。これは忙しい現代社会の中では貴重な時間なのではないかと思います。ある意味、温泉に入ってノンビリしているのと同じようなユッタリとした時間です。これを没入する事による非日常性とでも呼びましょうか。これが1800円で手に入るのなら、まぁ安いのではないでしょうか。僕はシェアハウスに住んでいるので、普通の人よりも没入している時間が貴重なのかもしれませんが。

そんな訳で、携帯が通じない没入できる遊びがこれからもっと注目されるような気がします。逆にいえば、携帯さえ取り上げてしまえば、それだけで十分非日常的な感覚を味わえるんだけど、取り上げちゃうと拡散が難しくなるから集客に困るという矛盾を超える何かが求められているのかもしれません。

マック赤坂から僕が学んだ事

スマイル党総裁のマック赤坂さんが主役のドキュメンタリー映画「立候補」の上映会に参加。その後の懇親会でマックさんとお話する機会がありました。

マック赤坂と

マック赤坂さんといえば独自の選挙演説が有名ですが、僕は元港区民なので麻布十番で演説している彼を時折見かけていました。

大体の人と同じように、彼の事は見たことがあるけど、どんな人かは知らなかったのと、「立候補」の「あなたはまだ、負けてすらいない」というキャッチコピーが気になって、イベントに参加したのです。

マックさんは、ヘンテコな選挙演説、そして選挙で連続敗戦を続ける政治家です。あんな変な行動を人前でして恥ずかしくないのかな? と思ったら、やはり恥ずかしいという気持ちはあるのだそうですが、「羞恥心より信念の方が強い」という事でした。

では彼の信念は何なのか? スマイル党公式ページを見ると「日本をポジティブに」という事のようです。

イベント中に、彼はぼそっと、

たかがスマイル、
されどスマイル、
人生にスマイルは必要ですよね!

と話していました。
スマイルのミラー効果によって、日本をポジティブにしていく、という事なのでしょう。

その背景としては、極貧の家庭に生まれて1代で財を成した過去が影響しているようです。

そして驚く事に、その主張を象徴する出来事が、実際に僕の目の前で起きました。

イベント終了後にマックさんが池袋の駅前で街頭演説(というかパフォーマンス?)を始めたんですが、彼が「スマイル!」と叫ぶとみんな嬉しそうに「スマイル」のポーズをします。それまでただ無表情に歩いていた人々が、マック赤坂の行動によって立ち止まり、変わり始めた瞬間です。

マック赤坂は、今の日本に足りない何かを体現している。それは例えば、マスコミが勝手に泡沫候補と決めつけ報道しない事とか、彼が真面目に政策を訴える演説をすると人がいなくなり、おかしな格好で踊り始めると人が集まるとか、政治への無関心に象徴される、何かおかしな事の集合体です。

そして良いか悪いか別にして、今の世の中で彼を無視するのは難しい。

その結果、彼が世の中の何かを少しずつ変えているのだと思います。

彼が当選する事は難しいと思うけど、彼は当選しなくても世の中に影響を与える稀代の政治家なんだと思う。