新型コロナ下におけるシェアハウスの恋愛事情

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こんにちは。内田勉です( @sidodtv )。都内でMAZARIBAというシェアハウスを4軒運営しています。

これはブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」の第27日目の記事です(ちょっとインチキして6/28に書きました)。

シェアハウスに住んでいない人にとって、シェアハウスの生活で気になるものの筆頭にあるのが恋愛事情だろう。そしてそれは、シェアハウスに住んでいる人間にとっても同じだったりする。

恋愛は人生を左右する。

それは新型コロナウイルスの影響下にあっても同様である(僕もちょっと左右された)。

このご時世でコロナ離婚が増えた、みたいな話をチラホラ聞くが、シェアハウスに住んでいるのは(ほぼ)独身なので離婚はない。その反対に恋人が出来た、という話をチラホラと聞く。

シェアハウスに住んでいる身近な人という事で近藤佑子さん( @kondoyuko )の例をあげてみる。

以前からやりたい事リストの中に「彼氏欲しい」的なものが入っていて、一生懸命自分磨きを重ねた結果、コロナ下にもかかわらず見事に彼氏をGETし、Twitterでラブラブな日々を絶賛報告中なのである(あんまりコロナに関係ない説もある)。

外出はちょっと憚るというご時世もあり、デートもVRデートなんである。ネタなのかと思ったらそうでもなく、すごい世界線キタ!って感じだ。

 

さて、僕が運営しているシェアハウスでいうと、彼氏/彼女と同棲を開始するので2人退去となった。もともとうちのシェアハウスの退去理由の半分弱が「恋人が出来た」「結婚する」だったので、別に珍しい事ではない。

新型コロナ下において、僕は積極的にメンバー(住人さん)を不安にさせて退去をうながすという方向で運営していた。だから新型コロナが同棲を後押しした、と明確にいえる。

ちなみに(シェアハウス界隈ではなく)世間一般では結婚が増えた、なんて話も聞いたけれど、僕の周りでは今のところいない。

自分はといえば、MAZARIBA巣鴨で一緒に住んでいたパートナーのユカちゃんに、緊急事態宣言が出る前に実家の近くに移動してもらい、そこから2ヵ月間、別居生活になった。元々遠距離恋愛から始まっているので、しばらくの間、離れて生活してもどうという事もないと思っていたけど、ストレスの多い生活だったからか2ヵ月はとても長かった。

ユカちゃんの手料理
ユカちゃんの手料理。ごはんは2人で食べた方がうまい

好きな人と一緒に過ごすのは良いもので、一緒にごはんを食べたりダラダラするだけで、それが有意義な時間に変わる。とても楽チンで心地よい時間だ。

同時に、離れて生活する良さも再認識した。やはり孤独が生む「何か」があった。長い人生において、人は定期的に孤独になる必要があると僕は思う。その方が人生が深まると思うのだ。

「オンライン結婚式」などやる業者やそれに乗っかる人たちもいるみたいだけど、そういうちょっと無理やり感のあるイベント的なものではなくて、これからはオンラインがメインのパートナーシップみたいなものが出てくるように思う。

シェアハウスに住んで身近な人と交流し、離れて住んでいる恋人とオンラインで愛を育む、なんて世界があっても良いと思う。

肌触れ合ったり、ちょっとした気配を感じる部分以外はオンラインで良いし、うまくいってるセックスレス夫婦の人もいるので、そういう方向に関係が進歩したら、恋愛の範囲や可能性がもっと広がるのではないか。

まぁ、広がらなくても全く不思議ではないけれど。

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