これはブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」の30日目の記事です。といいつつ7月3日に書いているので、ちょっとインチキしてます。
多士済々でつないできたブログリレーですが、当初の「10日ぐらいは続けたい」という個人的想定を大幅に上回り、約1ヵ月も続きました。参加して下さったみなさん、シェアして下さったみなさん、読んで下さったみなさん、ありがとうございます。
一面識も無い方からも多数参加いただき、大変感謝しております。
今の気持ちとしては「やって良かった!!」の一言に尽きます。次から次へと予想の斜め上をいく記事が出てきて、こんなに毎日毎日楽しかったのは久しぶりでした。
特に流さんの『そうだ 麻雀、やろう。』は、「新型コロナ」がテーマの募集に対し、麻雀のイカサマの話が出てくるとは全く想像していなく、なおかつとても面白かったです。これぞ多様性というものでしょう。
全体的に言えば、感染リスクがあるにもかかわらずシェアハウスに住むメリットを感じている人が多かったと思います。こういう声は、通常のメディアではすくい上げる事が難しいでしょう。
それからホリィ・センさんの『シェアハウスに「非日常」はいらない?――ポスト・テラスハウス時代のシェアハウス』も反響が大きかった記事の1つです。
シェアハウスは「非日常」や「出会い」をコンセプトにするのではなく、もっと「当たり前の日常生活」をコンセプトにすべきだと僕は思う
この提言は「人はなぜシェアハウスに住むのか」よりももっと根源的な「人間の生活(≒日常)はどうあるべきか?」にフォーカスを当てていて、やはり長年シェアハウスに住み、運営している人でなければ中々出てこない視点であるといえます。
その一方で、今回やってみて少し残念だったのが、せっかく面白い記事を書いていただいたのに、それほど拡散出来なかったという事と、記事に対してのリアクション(コメント)が少なかった、という事です。
これについては、当初の「10日ぐらいは続けたい」という想定の低さから、何の受け皿も用意していなかった自分の導線設計の甘さがあったかなと思います。予想を超える面白い記事が沢山集まったのに、なんというか、ちょっともったいなかったなぁと。途中からアンサーブログを募集してみたけど、誰も書いてくれなかったですし。
今ちょっと考えているのは、このブログリレーの記事と本として出版できないかな、という事です。新型コロナの影響下にある中で、シェアハウスについてこれだけの量が書かれた集合体は、他には無いはずです。歴史の記録集として、ある一定の価値があるはずです。
しかし、10年後もこれらの面白い記事が読めるかというと、投稿されたブログサービスが終了している可能性も多々あり、どうしても疑問符がつきます。もったいない。
そこで、ブログリレーの記事を紙などの書籍としてまとめ、国会図書館に納本すれば、相当長い期間「読もうと思えば読める」状態になるかと思います。あるいは青空文庫などに収録してもらう手もあるかなと考えてもいます。
普段はプロとして書籍を執筆されている方や、そういった当初想定していない形式での公開を望まない方ももちろんいると思いますので、全部は無理かなとは思いますが、手間をのぞけば遊びとしては面白いのかなと。あくまで思いつきの範囲内ですが(誰かやってくれませんかね?)。
最後に、書き手の皆さん限定の打ち上げ的なオンラインパーティー(MTG)ですが、当初7月5日(日)19:30〜 を予定していましたが、お誘いの個別連絡が間に合わないので 7月12日(日) 19:30〜に変更させて下さい。ツールはZOOMを使って行います。もちろん自由参加です。のちほど個別にメッセージ致します。
あと、年末のシェアハウスのアレコレ Advent Calendar、今年もやるので、よろしくお願いします!