無くさない技術④ものを無くす原因を分別する

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知人から頼まれて「発達障害を支える技術」という同人誌に原稿を書く事になりました。タイトルは「無くさない技術(仮)」。順調に執筆が進めば、2019年9月22日に池袋で開催される技術書典7で発売されるはずです。

一度にまとめて書こうとすると締切(9月10日)までに上がらない可能性があるので、少しずつ書いてブログに公開し、みんなの意見を聞きながらブラッシュアップしていく予定です。
メール( uchida@mediaengine.jp )やTwitter(@sidodtv)facebook(tsutomu.uchida)で感想をいただけると嬉しいです。

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大きな目標に立ち向かう(今回の場合はものを無くさない)場合、1番最初にすべきなのは、全体を俯瞰して方法論を確立する事です。ざっくりいえば、戦略を考える事です。

これが出来てないと、各種ライフハックを駆使しても最終的に行動がチグハグになってしまい、全体として破綻します。戦術(個別の対応)ではなく戦略(全体を統一する思想)を考えるのが重要です。

さて、この章ではなぜ物がなくなるのか、という事について考察したいと思います。ここでいう物とは、鉛筆やデジタル写真のファイルなどです。信頼関係を無くす、などは今回は考えない事にします。

まず物が無くなる原因を考えると、

1:物理的に無くす
2:置き場所が分からなくなる

の2パターンがあると思います。
さらに細かく分類すると、無くなる物の種類には

A:アナログな物(鉛筆や書類)
B:デジタルな物(Wordやパワポのファイルや写真データ、メールなど)

の2パターンがあります。整理すると

1:アナログな物を物理的に無くす
2:アナログな物の置き場所が分からなくなる
3:デジタルのものを物理的に無くす(保存し忘れ、HDDのクラッシュ、使っていたWebサービスが終了したり、パスワードが分からなくなったりなど)
4:デジタルのものの置き場所が分からなくなる

の4パターンが考えられます。

そしてこの中で、1番簡単に対処できるのが、3のデジタルの物を物理的に無くすのを防ぐ方法です。まずはここから対処していきたいと思います。敵は雑魚からやっつけるのが鉄則です。

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