元Jリーグチェアマンの川淵三郎氏のインタビュー記事を読んだ。
【Jリーグ30周年】川淵三郎氏にインタビュー「MVPはカズ」「大谷翔平のようなスターが出てほしい」
https://hochi.news/articles/20230509-OHT1T51311.html?page=1
Jリーグが始まった30年前、その1番最初の試合をTVの生中継で観た時の事を今でも覚えている。
当時住んでた池袋のマンションで観た。もちろんアナログ放送だ。
新しいプロスポーツが生まれる事にワクワクした一方、「こんな程度のスポーツか」という気持ちも生じた。
当時は中継技術が未熟で、全体的に引きの画が多く、誰が何をやっているのか分かりにくかった。プレイもまだまだ洗練されておらず、感動するようなシーンはなかったと思う。
それがW杯の決勝リーグに出場するまでの国になった。
僕が考えたとしても、MVPは勿論カズだ。一体どれだけの人間がカズに憧れてサッカーに関わるようになったのが、想像もつかない。
その彼が日本代表になれなかった時は衝撃だった。
落選翌日、自分が担当していた番組でも長時間の特集した。今はとても偉くなっている奥川晃弘くんがメインで作った「みんなカズが好きだった」というVTRは、僕たちスタッフも感動する大傑作だった。それだけみんな思い入れがあった。
カズが居なければ、今のJリーグはなかった。そして、まだまだ現役で頑張っている。
そんな彼の名前を挙げた川淵さんに熱いものを感じて、なんだか長文を書いてしまった。