東日本大震災から10年が経ちました

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あの日の事はもちろん鮮明に覚えています。

金曜日の午後、僕はテレビの徹夜仕事が終わってちょっと仮眠して昼食を食べに麻布十番商店街の川口金物店の前を歩いていました。川口金物店の2階の窓がガタガタいい始め、次に自分の足元がフラフラしてきて「徹夜で疲れてるのかな?」と思ったら、大きく揺れ始め、ようやく地震が起きたと気づいたのです。

当地ガラケーだったのですが、非常音が絶え間なく鳴り響き余震がずっと続く中、保育園にいた娘とどうやって合流しよう、などと考えていました。

そこから先は以下省略。

3.11が来る度に思うのは、「津波が来る」と確実に分かっていたら多くの人が助かっていただろうなぁ、という事。

同じ事を防ぐ為には「予測、観測技術を整備」や「風化させない、語り継ぐ」のも大事なんだろうけど、災害はどんな形でやってくるか分からないし、阪神大震災でさえ30歳以下の世代には「歴史上の出来事」になってしまっています。

僕だって100年前のスペイン風邪とか富士山の大噴火とか言われても実感がわかないし、それはしょうがない事だと思うのです。

だから大切なのは、あらゆる方面に対して潜在的な可能性をいつも考慮する事、そしていつ自分が死んでしまっても後悔しないようにしておく事なのかなと思って生きています。

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