この夏、Folding @ homeを頑張った結果

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みなさん、新型コロナウイルスと戦っていますか? 僕は戦っています。

マスク、手洗いの他に、新型コロナウイルスのタンパク質を解析し、新薬の開発に貢献しているのです。

具体的にいうと、Folding @ homeという沢山のコンピューターをネットワークでつなげて遺伝子を解析するプロジェクトに参加しています。

Folding@home – Fighting disease with a world wide distributed super computer.

これは現在、273万台が参加する、世界一の計算能力を誇るすごいプロジェクトです。500台のスーパーコンピューターを足したよりも多くの計算能力があります。ま、僕はクライアントプログラムをインストールして、パソコンの電源を入れネットにつなげておくだけなんですが。

ただ参加するだけではつまらないので、自分が今解析しているタンパク質の形を表示させさり、自分の計算した量が世界で何番目に多いかを表示させる事ができます。不思議なものでランキングがあると、上を目指したくなります。

僕はデスクトップパソコン1台とノートパソコン2台でこのプロジェクトに参加していて、今回48149位にランクインする事が出来ました。6万位ぐらいまでは割と簡単だったのですが、5万位を切るのは、パソコンを動かす為だけに日中もエアコンをつけっぱなしにするなど、なかなか大変でした。

Folding @ homeでついに5万位切り!

 

さすがにこれは、ちょっと電気代がもったいないので、次は冬になったら参加しようと思います。ちょっとした暖房の代わりになります。みんなが頑張って計算しているので、放っておくと、どんどん順位が落ちてしまいます。さて、寒くなるまでにどれぐらい順位が落ちるでしょうか?

自分の順位が落ちる、という事は、世界全体ではそれだけ沢山の計算が行われ、タンパク質の解析が進んでいるという事です。僕が順位がどこまで落ちるのか、ちょっと楽しみにしています。

興味をもった人が、ぜひ参加してみて下さい。パソコンとネット接続があれば、簡単に参加できます。詳しくは、こちらの記事を見て下さい。

今からでも3分ではじめられるコロナ解析貢献「Folding@home」の使い方
先だって報じたとおり(新型コロナ解析で分散処理プロジェクト「Folding@home」が1EFLOPS超え参照)、個々のPCの余っているCPUやGPUのリソースを使い、難病の解析に役立てる分散コンピューティングプロジェクトの「Folding...

最後に、現在参加させているパソコンのスペックを記録しておきます。

●デスクトップパソコン
Windows10+Core i7-3930K @ 3.20GHz
GPU GeForceGTX 1080

●ノートパソコン1
MacBook Pro(Mid2012)+Core i7 @ 2.3GHz
(GeFroce GT 650MとIntel内蔵グラフィックスは使われず)

●ノートパソコン2
MacBook Air(Early2015)+Core i7 @ 2.2GHz
(Intel内蔵グラフィックスは使われず)

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