HelpWe(仮)は元々はマイクロ時間(or労働)販売プラットフォームとして構想がスタートしました。
例えば、カラオケが盛り上がっていないグループのところに行って1曲歌ってあげる、孫のプレゼントを選ぶのを手伝ってあげる、自分のちょっとした時間を使ってお小遣いが稼げるような仕組みです。
本がブログになってTwitterになったように、何でも細かく分けていけば、レイヤーが変わって新しいプラットフォームができると思いました。例えば、車の販売→レンタカー→タクシー(数分単位で運転手と車をセットで売る仕組み)のような変化が起きると思ったのです。
このアイデアをStartup Weekly Morningでピッチさせていただき、即席のチームが出来ました。
チームでブレストしていくうちに、以下の3つのパターンがあるのではないかと意見が出ました。
1:情報を売る(プレゼントを選ぶなど)
2:体験を売る(コーヒーミーティングや一緒にカラオケしてあげるなど)
3:人手が欲しい(タクシーなど)
しかし、1はネットで検索できるし、3は労力がかかるので難しいのではないかという意見が出て、2が面白そうという事になりました。
体験とは何でしょうか? 意見を出し合いました。
・一緒に雪だるまを作ってあげる
・ラーメン屋に並んでいる時、トイレに行きたくなった。誰か替わりにちょっとだけ並んで!
・告白する時に演奏して盛り上げてあげる
・褒め殺し屋
・バレーの練習のトスをして欲しい
要するに困っている時に助けてくれる人がいると、お金を払いたくなるのではないか、という仮説が生まれました。
そしてついにHelp WE(仮)の核となるアイデアが生まれました。
スマホのアプリを配って、ヘルプボタンを付けておく
困った時にそれを押すと、近くにいる人に通知が飛んで助けてくれる
これがHelp WE(仮)のコアです。
「困っている」時に「近くの人」が「すぐ」に「無料or廉価」で「助けて(問題を解決して)」くれる。言うなれば無料で使える便利屋みたいなサービスです。
誰でもお婆さんが重たい荷物を持って歩道橋を上ろうとしていたら助けてあげたくなると思います。でも、実際に手助けする人はあまりいません。なぜでしょうか?
それは、知らない人に声をかけるのは恥ずかしいし、お婆さんが本当にそれを希望しているのかどうか分からないからです。「荷物を持ちましょうか?」と声をかけたら「年寄り扱いするな!」と怒られてしまうかもしれません。
でも、お婆さんがHelp WE(仮)のヘルプボタンを押してくれたらどうでしょうか? 実際に声をかけて荷物を持って歩道橋を上ってあげる事ができるようになると思いませんか?
手伝った人はいい気分になるし、お婆さんも助かります。素晴らしい!!!
サービスを広めるためには、課題が沢山あります。
まずは、どんな需要があるのか? 以下のようなアイデアが出ました。
・引っ越しの手伝い
・文系の人には勉強する意味が薄い数学の宿題をやってあげる
・料理を作ったけど、食べて欲しい
・集合写真を撮ってあげる
これについては、もっと色々アイデア出しをする必要がありそうです。
ほかにも以下のような課題が上がっています
・どんな人が使うのか?
・どうやって広めるのか?
・防犯をどうするのか?
・どうやって困っている内容を簡単に伝えるのか?
・困っている内容とおせっかいな人のマッチングをどうするのか?
例えば、力の無い女性に「引っ越しの手伝いをして」は無意味
・有料にするのか、無料にするのか?
・開発費、維持費をどうするのか?
まだまだ課題は色々あると思います。
それらは毎日のイベントの中で議論し、解決されるでしょう。
という訳で、Help WE(仮)チームでは参加して下さる方を募集しています!
ここのコメント欄に魔法の言葉「一緒にやりたい!」と書き込んで下さい。
お待ちしています!!!