昨日は 「天気の子」の4DX版(椅子が動いたりする奴)を観てきた。東京でのこのバージョンの上映が終わりかかっているのです。天気の子自体は6回目の鑑賞だったかな?
感想としては、この映画の場合、椅子は動かんでもいいかなと。特に前半。新海誠監督は丁寧な日常描写が多く、無理に動かさなくても、というか、動かすと興味がそがれちゃう。例えていうなら、黒澤明の映画は椅子が動いてもいいけど、小津安二郎の映画は動かない方がいい、みたいな感じ。
雨が降るシーンでは霧状の水が飛んでくるんだけど、これはまぁあっても無くても……という印象。
ただ風が吹く演出は素晴らしかった。まさにこの映画の為にあるようなエフェクトだった。
今回の鑑賞では、帆高が警察に捕まりそうになった時に陽菜が祈るシーンがあるんだけど、そこの左手に一瞬エフェクトが入っているのが分かって、それが良かった。