2018年11月にシェアハウスMAZARIBAをオープンし、川崎をメインの住居にしてから1年。川崎の電脳九龍城、廃墟ゲーセンなどと呼ばれる名物アミューズメント施設「あなたのウェアハウス」が今日(11月17日)惜しまれながら閉店するというので行ってきました。
存在そのものは知っていたのですが、川崎って広いのでどこにあるのか調べず、そのうち行こうと思っていたら閉店の案内が来て、やばいソロソロ行かなきゃと思っているうちに最終日になってしまったという発達あるある状態になってしまいました。ちなみにWebサイトをチェックしてみると、川崎以外にもアチコチにあるんですね。
噂に違わず、確かに写真で見た九龍城っぽい雰囲気です(もっとも、香港は25年ほど前に行ったきりなのですが)。
最終日とあって大混雑。普段ゲーセンでは見かけないインスタ女子系の人たちも沢山闊歩していました。
このお店、どうしても九龍城的な側面が話題になりがちだけど、クレーンゲーム、最新アーケードゲーム、レトロゲーム、コインゲーム、ビリヤード、ダーツ、卓球、ネットカフェが入り混じった猥雑でごった煮の非常に良い空間でした。
なんというか、近年は都市からどんどん猥雑で危険なものが除去されていってしまい、怪しい雰囲気を楽しめる空間が減っていく一方です。そういう意味でも、ここが閉店してしまうのは非常に惜しいと感じました。
ただその一方で、最終日にイベント的なノリでしか参加できなかった自分にも非常に反省する所があります。もっと早くから通っていれば良かったなぁと。興味関心があったにもかかわらず、なかなか足を運べなかった自分に、ちょっと残念な気持ちです。
それともう1つ。行ってから気づいたのですが、こういう不思議な空間ってバブルの頃には良くあったよなぁと。
イベントレストランとか派手なディスコとか大衆でも行ける施設が色々あったのに、気づけば実用本位な場所だらけになってしまった(おとぎの国を除く)。やっぱり日本経済の地盤沈下と関係があると思うんですよね。まったり生きていくのもいいけれど、もっと経済を活性化させたいなぁとも思いました。
あと知らなかったのが、レトロゲームの充実ぶり!
なんと平安京エイリアンが動いていました!
グラディウス全作品とかはアリガチですが、筐体の上に液晶ディスプレイを取り付けて、ギャラリーにも見やすくしてあったり工夫されていました。
まぁ無くなってしまうものは、しゃ〜ないです。いつか僕が金持ちになったら、こんな施設を作ってみたいです。
あと、1ゲーム100円というゲーセンという営業形態そのものが、高収益を生みにくい構造になっているようにも感じました。今の物価なら1ゲーム200円ぐらいが適切ではないでしょうか? でも、値上げも難しいですしねぇ。それと、どこの店でプレイしても、プレイ内容が基本一緒というのも時代と合っていないと思います。各店舗オリジナルのアイテムとかを作るべきでしょう。
あとは適当に撮った写真を貼り付けていきます。ああ、こんな素晴らしい店が、自分の気づかないうちに無くなってしまって残念です。もっと通いたかった。。。