今年も秩父夜祭に行ってきた。
今回は、パートナーのユカちゃん、池袋のシェアハウスのメンバーの麻美ちゃん、川崎のシェアハウスの元メンバーのユキちゃんと一緒。全員が僕のシェアハウスつながりだった。
割とみんなササ〜っと絹市と屋台をみて、その後はシェアハウスで酒を飲みつつ女子会的な雰囲気だった。僕は花火をユックリ見たかったので、途中で抜けたけど。
秩父初のシェアハウス「秩父城」のオープンが2016年4月で、それ以前から夜祭には来ていたので、今回は4回目か5回目のはず。祭りの観覧に関してはだいぶ馴れてきて、見どころなどを余裕を持って解説できるようになりました。
24時を過ぎると外部の人も屋台を曳けるので、今年は下郷の屋台が団子坂を下るのをユカちゃんと一緒にお手伝いさせてもらいました。
祭りのような地元密着のイベントに(少し)関わると、いつも「自分はどこの人間なんだろう?」と微妙な気持ちになります。
飽きっぽいので、どこにも定住できず、自分のシェアハウスすら点々とする日々。多拠点生活といえば格好いい。でも、人間のアイデンティティって居場所によって定義されている部分がかなりあるのだという事を実感させられる。それがいつも揺らいでいる。
どこかに所属したい、でも、どこにも所属できないという悩み。高校に入学すると同時に田舎を離れてからずっと、僕はこの悩みを抱えている。
そういえば、今回は上村さんと佐々木さんと清野さんに会った。みんな秩父に居る人達だから「偶然会った」というと言い過ぎだけど、何となく街を歩いていたらタマタマ出会ったのだ。
上村さんは有料席の販売を、佐々木さんは自分が踊る神楽の準備を、清野さんは神主的な格好をしていて、それぞれの役割を全うしていた。清野さんは横瀬町の地域起こし協力隊をしている石黒さんという面白そうな女性と一緒に居て、確かに横瀬町が活気づいているのを感じた。
僕はといえば、秩父(と都内近郊)にシェアハウスという拠点があるのを利用して、今回は3人の外部の女性に、秩父夜祭に初参加してもらう事が出来た。自分の役割というのは、こういう事なのかどうか。まだ良く分からないでいる。