みんなでブログを書く会 Vol.2を開催しました

去年の1月に4人で「愛について」ブログを書くというイベントをやって面白かったので、その第2回目を開催しました。

今回のメンバーは、

浅野健太郎さん(脱貧困ブログ)
かとうけいいちろうさん(考えたことについて書いていく)
清水麻衣ちゃん(Mai Shimizuの覚書)
鈴木孝浩さん(takahirosuzuki.com)
氷川爽助さん(難聴気楽【難聴でも気楽にいこう♪】)
そしてオレの6人。僕と麻衣ちゃんは前回に引き続き2回目の参加です。

前回はシェアハウスのメンバーで「せ〜のっ!」って感じで顔をつきあわせて書いたけど、今回はネットを使ってリモート開催です。

参加者それぞれが1位〜3位を決めて投票し、1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントを獲得。ポイントが一番多い人が優勝です。前回は麻衣ちゃんのお土産の日本酒が賞品でしたが、今回はみんなから参加費500円ずついただいて、優勝者が総取りするという趣向です。

今回のテーマは、「友達の結婚式に行った時の話」という事にしました。各自のエントリー作品はこちらになります。

浅野健太郎さん : お金が掛からない結婚式を挙げたい夫婦へ、安くて楽しい結婚式、教えます
かとうけいいちろうさん : イベント企画:友達の結婚式に行った時の話
清水麻衣ちゃん : 結婚式で感じる違和感について
鈴木孝浩さん : 新郎側が友人の結婚式で、新婦側の父親に怒られた話
氷川爽助さん : 他人事に思えたあの頃
オレ : 競作:友達の結婚式に行った時の話

読んでもらえれば分かるのですが、なんともまぁ、各自バラバラな感じが素敵です。同じテーマで、よくこんなに違う結果が出力されるなと(笑)

そして投票した結果がこちらになります。

【3位】浅野健太郎さん&鈴木孝浩さん 5ポイント獲得
【2位】内田 9ポイント獲得
【1位】清水麻衣ちゃん ぶっちぎりの12ポイント獲得!!

麻衣ちゃんの作品が1位、2位を沢山獲得してトップに。思い切った内容が良かったのでしょう。
僕が書いたのは3位を大量に獲得。主催者だから、みんながお情けを下さったのでしょうか??

ちなみに事後投票の入力フォームも用意しましたので、できれば投票してみて下さい。

競作:友達の結婚式に行った時の話

みんなでブログを書く会のVol.2というのを開催していまして、今回のテーマは「友達の結婚式に行った時の話」となっております。

自分の身近で最近結婚式を挙げた人といえば、かつて南砂のシェアハウスに住んでいた、ともえちゃんぐらいしかいないので、彼女の結婚式に行った時の事を書きます。


ともえちゃんは、僕が一番最初に運営した南砂のシェアハウスを一番最初に契約してくれた住人だった。だいたい半年ぐらい住んでいたと思う。

ともえちゃんはシェアハウスを出て都内でしばらく一人暮らしをした後、地元・名古屋に戻り結婚した。相手は年上の大学教授の方で、一度3人で飲んだ事があった。物静かで愛情の深そうな人だった。

式は2014年9月、名古屋の南山教会で行われた。ともえちゃんが通っていたカトリック系の高校の隣にあり、カマボコ型のとても大きな教会だった。僕は子供の頃キリスト教系の保育園に通ったので教会というものには馴染みがあるのだけれど、南山教会は全然スケールが違い、とても大きく荘厳で明るく綺麗だったのを覚えている。

式はともえちゃんの高校時代の恩師の先生が執り行ってくれた。確か恩師の先生は校長先生に出世されていたと思う。そしてもちろん、神父さんでもあった。十数年の時を経て、恩師に祝福される気分は、いくばくか。

純白のウエディングドレスを纏った久しぶりに見るともえちゃんは、やっぱりともえちゃんなんだけど、どこか少し遠くに感じた。旦那さんの方は、随分格好良く見えた。

こういってはなんだけど、所詮、人の結婚式なので、式そのものには大して思い入れはなかった。みんなに祝ってもらって幸せそうだな〜、ぐらいの感覚だった。

式が一通り終わった後、恩師の先生(神父さん)のお話をいただいた。2年以上前の話なので細かい事は忘れてしまったのだけど、人の縁についてと、どういう人と結婚したら良いか、という内容だったと思う。そして後者の事は今でも覚えている。

先生は「結婚相手を選ぶ時は、家柄が良いとか、仕事が出来るとか、顔が良いとか、お金持ちだとか、そんな事で選んではいけない」と優しく静かに語って下さった。その後に「ただ、あなたがそこにいるだけで良いと言ってくれる人と結婚しなさい」と説いたのだ。ありのままのあなたを全て受け入れてくれる人と結婚しなさい、という意味だったと思う。とても深い話だった。

でも、僕は少し疑問だった。そんな良い話があるのかな〜と。好きな人が出来たとして、条件が合わなかったら結婚出来ないじゃん、と思ったのだ。

例えば、昼間仕事をしている人と夜に仕事をしている人が結婚して、うまくいくのは難しいんじゃないかなぁと。好きな相手との関係を維持させるために多大な労力を使うのは、なんだか本末転倒のような気がしたのだ。

   ※   ※   ※

それから2年半が経って、つい最近、僕は結婚をした。相手は少し前からの知り合いではあったけど、つきあって1ヵ月ほどで結婚してしまったので、結婚式をどうしようとか、細かい事は何も決めていないし、どんな人なのかもそこまで詳しく知っている訳ではなかった。だから結婚してから相手の知らなかった部分に気づいて驚く事がしょっちゅうある。

お互い自分の運営するシェアハウスに住んでいるので、新居をどこにおくかは切実な問題だ。だいたい、シェアハウス運営者同士の結婚なんて聞いた事がない。条件でいったら、これほど合わない条件もなかなか無い。

じゃぁなんで結婚したのかと言えば、一言でいうならば、この相手と結婚できるんだったら他の事はすべて細かい事だと思えたから。大小様々な障害や条件はとりあえず一旦忘れて、ただこの人と一緒に居れたらいいな、と思ったので躊躇なく結婚しようと思ったのだ。

障害は取り除けばいいし、条件は変わるかもしれない。何よりも大切なのは、目の前のその人と一緒に居られる事なのだ。そして「あ、これって、あの時先生が言ってくれた事、そのまんまじゃん」と思ったのだ。

   ※   ※   ※

結局、新居問題に関しては、今のところお互いのシェアハウスを行ったり来たりしながら生活している。これについては、居場所が定まらないという不便な部分もある一方で、家が増え知り合いが増えて楽しいという側面もある。

この先の結婚生活にまだまだ沢山地雷が沢山埋まっている気がするのだけど、一度知り合ってつきあって結婚してしまった強力な縁があるので、なんとかなるんじゃないかという気がしている。

結婚というものは、お互いがお互いを結婚していると思ってさえいれば維持できるので、距離とか時間とか、あるいは社会的な承認の仕組みとか、どうだって良いのだ。ただ自分たちが結婚していると思えば、それで維持できるのだ。いつも先生の言葉が後押ししてくれるので、そんなに不安はない。

そんな訳で、人生二回目(ここがちょっと痛い)の伴侶を得る事が出来たのは、あの先生のお言葉があったからで、結婚式に呼んでくれたともえちゃんには大変感謝をしている。

【そのとき、わたしは「恋」を信じられない】というブログを読んだ話

https://twitter.com/N908Sa
たまたま twitterの画面を見ていたら「おすすめユーザー」のところに元LIGのさえりさんというライターの方のアカウントが表示されて、面白そうな人だったのでフォローしてブログを読んでみようと思った。

最近の一覧を見ると【独立して9ヶ月】2016年を振り返ってみますというエントリがあり、どんな文章を書いてる人なのかザーッとタイトルを眺めて、気になったものを読んでみた。

恋なんていう曖昧なもののせいで選択を変えるなんて、最高じゃん

このエントリは、さえりさんの先輩が書いた旅と恋(この2つは似ている)に関するブログを読んだ時の感想なのだけれど、さえりさんは先輩のブログを読んで涙が出そうになったらしく、僕も同様に涙が出そうになって、とても印象に残った。なぜか2日経ってもブラウザのタブを閉じられないぐらい引っかかっているので、こうして書き留めておこうと思ったのだ。

   ※   ※   ※

さえりさんの先輩(女性)は、「大事な人」が出来た直後、夢だった世界一周の旅に出るんだけど、その人が(恐らく寂しそうに)「1度帰ってきてほしい」と言ったのをキッカケに、躊躇なく旅を中断し日本に戻ってきたのだという。

その時の心境を先輩は、こう書いている。

辛い時に、そばにいない。
そんなシンプルなことが、壊れてしまう、確かな理由になる。
人間は、そんなに強くできてない。

そして日本に戻り「大事な人」と過ごす愛おしい毎日。先輩は、何度も旅をやめてしまおうかと思ったそうな。その後に、先輩はこう綴っている。

それでも、私は旅に出ることを決めた。

「人間は、そんなに強くできてない」と「それでも」の間に、一体何があったのだろうか。その理由について、ブログの中で一応は語られているものの、それほど具体的な描写ではない。その後、先輩は再びこう綴る。

それでも。
彼とさよならをした。

「それでも」という、ある種の凛とした決意を秘めた言葉を敢えて2回使う事の意味。これは、色んな説明をすべて省略して出てきた言葉だ。その心情を、さえりさんは的確に書いている。

自分の欲求に忠実に生きたい、というのが難しいときがある。それは勇気の問題だけではない。欲求はしばしばぶつかり合うからだ。
「好きだけど、別れたい」
「知りたいけど、知りたくない」

さえりさんは、選択は大抵自分の中にある信念に基づいて行われる、とした上で、こう続けるのだ。

そのとき、わたしは「恋」を信じられない。

恋なんていう、その日によって変わってしまう可能性がある曖昧なものよりも、自分の中にある信念の方を選んでしまうのだという。

でも僕は、そういう事ってあってもいいし、それは恋に限らないと思うのだ。

夢や理想や義理や人情だって、その時々で変わってしまうフワフワとしたものだと思うのです。なんなら科学の理論だって、コペルニクス的展開というように、時には変わってしまう事だってあるのだ。一貫性はあるに越した事はないけれど、人の気持が変わって何の罪があるだろう?

それよりは、夢だった世界一周を中断したり、「大事な人」の側に居たいのに再び旅に出てしまうような矛盾を、僕は支持したいと思うのです。間違っていたと気づいた時に「ごめん」といえる勇気と素直さと潔さを支持したいと思うのです。

世の中に終始一貫して変わらないものなど、どれぐらいあるのだろうか? 世の中自体が変わっていくというのに。

最後にさえりさんは、ブログのタイトルと同じ言葉を記している。

恋なんていう曖昧なもののせいで、自分の選択を変えるなんて最高じゃん

この書き方が最高に格好よく、やっぱりプロは違うなぁとため息混じりに思ったのでした。なんかまとまらないけど、この辺で。

先輩のブログ:おかえりなさい旅の時間。結局、また行ってきます

愛について4人でブログを競作してみた

白濱優子がシティファーム南砂に遊びにきて、ひょんな事から愛についてみんなでブログを書こうという話になった。メンバーは内田、大ちゃん、麻衣ちゃん、そしてゲストの白濱。テーマは愛についてなら何でも良し。一番最初に書き上げた人から順に、麻衣ちゃんの北海道土産の珍味を肴に日本酒を飲める、という趣向。

ブログを書き始めた4人

(追記:ちなみに、この時一番最初に描き上げたのは白濱。なんとiPhoneで書いていた(笑) 白濱が夫・種延氏と交際0日で結婚に至るまでを書いたこのエントリは、かなりバズって1.5万PVを叩き出しました。ぽかぁ〜ん)

僕が書くテーマは何かなと思ったのだけど、ここはやはりシェアハウスの恋愛事情について、ほかでは聞けないような深い話をしてみたいと思う。

  *  *  *

シェアハウスの恋愛というと「男女が一つ屋根の下で生活していて恋は芽生えないのか?」という質問をよく受けるのだけど、そんなもの、芽生えるに決まっている。独身の男女が一緒に暮らしているんだから、何も起きない方が不思議なんである。

とかくシェアハウスは恋が芽生えるチャンスに溢れている。趣味や大学のサークルとか職場の仲間でみんなで一泊旅行に出かけると急速に距離が狭まったりする事があると思うが、シェアハウスは毎日がそんな状態なんである。

みんなで旅行に行く機会はせいぜい年に2〜3回だけど、シェアハウスは毎日一緒の共同生活。一緒に料理を作る楽しみ、終電が無くなる時間になっても続く飲み会、風呂上がりの濡れた髪、ちょっとしたトラブルをあっさり解決してくれる博識、仕事の愚痴を聞いてくれる優しさ、そして同じシェアハウスに住んでいる仲間にしか分からない共通の馬鹿話とちょっとした秘密。大げさにいえばシェアハウスは100倍恋愛のチャンスが転がっている事になる。仲が良い奴の部屋には男女問わず遊びに行ったりするしね。

恋が芽生えちゃった後はどうなるかというと、大っぴらに付き合うケースと極秘にしているケースの両方がある。大っぴらにつきあう人の中にはシェアハウス内で2人部屋に引っ越しちゃうケースなんてのもあるらしい。

一方、極秘に恋愛を進めるのは、一軒家タイプのシェアハウスでは足音などでバレちゃうから物理的に難しい。でもある程度の規模(10人以上)があれば。シェアハウス内でも密かな恋が成立する。

一緒に暮らしていてバレないものなのか? という疑問もわくと思うが、これが案外バレなかったりするものなのだ。あるいは同じ階の人は知っていても黙っていてくれたりとか。中には同じシェアハウスの中で二股をかける猛者もいたりするので、すごいなと感心したりする。

またシェアハウス同士の交流も結構あるので、違うシェアハウスの住人と恋に落ちたりする事もよくある。そんでもって全く別のシェアハウスの住民が、会った事もない人の恋愛事情を光速で詳細に把握していたりする。シェアハウスは案外、村社会なんである。

  *  *  *

1つ屋根の下で恋に落ちる割合は経験値でいうと1割〜2割ぐらい。これを高いとみるか低いとみるかは人それぞれだと思うけど、自分が恋愛しなくても人の恋愛を一緒に体験するだけで人生深まるからいいんじゃないかと思う。

という訳で僕の愛についてのブログはこれでおしまい。さぁ、日本酒飲むぞ〜!