今日は友達数名で幸福の科学・大川隆法 御生誕祭大講演会「宇宙時代の幕開け」(さいたまスーパーアリーナ)に参加してきました。メッチャ満員でした。
いったいどんなイベントなのか、謎のパワーでも送ってくれるのか、みんなでシュプレヒコールでもあげるのかと思ったら、今秋公開の映画の予告編の上映と、音楽を少しと、大川隆法の説法が50分ぐらいあって、もう終了。全体で1時間半ほどで、ちょっと拍子抜けでした。
説法の内容はザックリいって「宇宙人は地球に来ている。幸福の科学は宇宙人の情報を沢山もっている。もうすぐ映画の中でそれを公開する。それをみてアメリカもびっくりするであろう」という感じ。ええぇっ? これって教えとなんか関係あるの??(あるんだと思うんですが)
今回のイベントに参加して、大川隆法というのはロックスターだなと思いました。自分で「俺はこれを信じる!」ってデカイ声で言いまくってファンを増やし、布教のためにトークライブやイベントを実施し、さらには大金をかけて映画まで作らせてしまう。なんかその生き方が格好よくてロックだな、と。
今でこそある程度の数の信者がいるけれど、それでも批判的もしくは無関心な人の数の方が圧倒的に多いわけじゃないですか。音楽だろうと宗教だろうと、自分の信じるものに向かってひたすら進む、というのは、僕は良い事だと思います。誰かを不幸にしている訳でも無さそうだし。
あと、普通の日本の宗教団体の集まりだと、割と表情が少なくて小難しい(左翼っぽい)雰囲気の顔の人が多いんだけど、幸福の科学はそこをベースにしながらも、もう少し柔らかい顔の人が多いのが印象的でした。少し幸せそう。
また、物凄く沢山本や説法の記録が用意されていて(本だけでも2300冊ぐらいあるそう)、世の中の多くの疑問に対する答えが予め用意されているそうなんですが、教団の運営方法としてはこれは面白いと思いました。自分の悩みや疑問の答えが、先回りして用意されているとなれば、「これはすごいかも」と思ってしまう人が出てくるのは、ある意味当然。物量大事。
イベントが終わった後は、現役信者2名を交えての2次会。大手企業に勤務されている方だだけあって、例えば「守護霊本シリーズは、本気で信じてるんですか?」「豪華な支部を作る資金は、どこから出ているのですか?」「大川隆法さんは、なぜ戦国時代とか明治時代じゃなく、現代に生まれてきたんですか?」といった素朴かつ失礼な疑問についても、理路整然と答えていただきました。
幸福の科学って、あちこちに豪華な支部を作ってたり、映画や政治団体を作ったりして、オウム事件経験世代としてはなんとなく不気味怖い存在だったんだけど、イベントや信者の方に直に接してみて、今のところ危険はないのかなと。よく知りもしないで、怖がるのは良くないと思いました(ちょっと触れてみた程度ですが)。