旅をしながら「離婚してインド」を読んだ

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離婚してインド とまこ著
旅している時に読む本は、やはり旅の本だよね〜、という事で、とまこさんの「離婚してインド」を読みました。内容は、とまこさんが旦那さんに別れを告げられた後、思い立ってインドに旅立ち、2ヵ月かけて最南端から北上していく道中を綴ったパックパッカー旅行記です。

とまこさんと初めて会ったのは4年前。ちょうど、彼女がこの本を出版した直後だったと思います。それから長いこと「心の積ん読」になっていました(きゃ〜すいません)。

重い内容の本だったらどうしよう、と思ってずっと放置していたのですが、読んだたら全然そんな事はなく、とまこさんらしい明るい前向きな本でした。スカッと壮快、軽快なテンポで悩みを吹き飛ばし、新たな人生を謳歌したくなる一冊です。

(以下ちょっとだけネタバレ)
個人的には、とまこさんの別れた旦那さんのこのセリフが胸に沁みています。

恋愛って、ふたりの意見が一致しないとはじまらないけど、終わりはね、違うんだ

深い。深いよなぁ。本を読む限りでは元旦那様は非常に慈悲深く愛情深くとまこさんに接していたようです。そんな人から発せられるのがこのセリフなんです。さすがにこれは如何ともしがたい。

一方のとまこさんは、とまこさんのセリフはこちらです。

笑顔があれば、まわりも、自分も、だいたい、しあわせ。
笑顔でいることが、人類みんなの、役割である気がしてならない

どこまで行ってもメッチャ前向きです(笑) ま、みんなで暗い顔しててもしょうがないじゃないですか。

本の最後でとまこさんはあるものを見つけ、彼女の旅が終わります。それを読んで、ああ良かったなぁとこちらまでホッとしました。

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