結局、僕はあなたに寄り添えない

思いつき
結局、僕はあなたに寄り添えない

「安心安全」とか「寄り添う」という言葉が、あまり好きではない。

なぜなら、それらは実現するのにとても労力がかかるのに、口にするのはとても簡単だからだ。

「安心安全な料理を食べたい」「安心安全な生活をしたい」。みんながみんな、そう思っている。だけど、実現するにはとてつもない労力がかかる。

肉や野菜を生産する段階、調理する段階、あなたの所まで届ける段階。たった漢字四文字の「安心安全」を実現する為に、一体どれだけの労力がかかるだろう?

食べ物は形があるからまだいいけど、「寄り添う」というのは1人1人の気持ちに、心に寄り添うという事だ。

自分でもよく分からなくてコントロール出来なくて形もハッキリしないけど、自分の身近にいつもついて回るもの。それが心だ。

心に寄り添うとは、どういう事なのか?

傷ついたり不安になったり悲しんでいる人が目の前に居たとして、「今わたしはとても悲しいので、こんな事をして欲しい」なんて、冷静に言えるはずがない。

もし何か出来るとすれば「こういう事をしたら喜んでくれるかな?」と一方的に考えて実行する事ぐらいだろう。でも、それが相手にとって本当に良かったかどうかなんて、確かめようがない。

そんな訳で、結局、僕はあなたに寄り添う事ができない。

だから、僕に出来る事は、不確実だけど一生懸命に考えて、トンチンカンな何かをする事だけなのだ。例え空振ったとしても。

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今日のBGMは、HY「366日」の上白石萌歌Ver.

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心温まる曲だなと思って時々聴いていたのだけど、改めて歌詞を読んでみたら別れの歌だった。
やっぱり僕はトンチンカンなのだと思ったよ。

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